「赤ちゃんの舌小帯短縮症、切るべきなの?…」
・将来、発音に影響が出ないか心配…
・そもそも舌小帯短縮症ってどんな症状?
子どもが舌小帯短縮症と診断された場合、どう対処すべきか迷いますよね。
切った方が良いという意見もあるし、そのままで良い、という人もいます。
そこで今回は、
赤ちゃんの舌小帯短縮症は切ったほうが良いの?という問題についてまとめてみました。
舌小帯短縮症ってどんな症状なの?
舌小帯って何?
まず舌小帯ってどんなものなの?という点からご説明しますね。
舌小帯とは、舌の裏側と口の底部をつなぐスジのことを指します。
この舌小帯は、
赤ちゃんの頃は、大人よりも短いんです。
成長して、大人になっていく過程で、徐々に伸びていくんです。
舌小帯短縮症とは?
舌小帯短縮症とは、舌小帯が大人になっても短いままの状態を指します。
舌小帯短縮症の舌は、先端にくぼみができます。
その様子がハート形に見えるため、ハート舌と呼ばれることもあります。
舌小帯が短いとどんな問題があるの?
舌小帯短縮症には
・母乳や離乳食を上手く飲み込めない
・言葉をうまく話せない
などの症状があります。
舌小帯短縮症と診断されたら、どうすれば良いの?
舌小帯短縮症と診断されたときの対処法ですが、
・成長を待って様子を見る
・外科手術で切除する
というのが一般的です。
一昔前、舌小帯が少し短いだけでも切除していました。
しかし、今は母乳・ミルクを飲む時に問題がなければ、何もせず切らないことが多いんです。
舌小帯は切らなくても、成長とともに伸びて問題にならなくなることも多いんですよ。
外科手術は、赤ちゃんの体に負担がかかる
また外科手術は、赤ちゃんの体にはとても負担が大きいです。
手術の内容は、
「舌小帯を切った後、伸ばして縫合する」というものになります。
舌には、唾液を出す器官や血管などが存在します。
精密さの求められる手術になるので、全身麻酔が必要になることも多いです。
状況はそれぞれの子どもにより異なります。
なので一概には言えませんが、母乳・ミルクを飲むのに問題がない限り、子どもの成長を待って様子を見るという判断になることが多いでしょう。
お医者さんに相談するときは「切らないことも多い」ということを知っておいてください。
【まとめ】すぐに切らずに、様子を見ることも多い
まとめると、
赤ちゃんの舌小帯短縮症にはどう対応すべき?という問題は、
母乳・ミルクを飲むのに問題がない限り、様子を見ることが多いということになります。
このことを頭に入れたうえで、お医者さんと相談しながら、対応を決めるようにしましょう。
よくある症状で、危険性も少ないので、あまり過剰に不安がる必要はありませんよ♪