「子どもには豊かな感性を持って欲しい」
というのは親なら誰でも思うことでしょう。
・常に喜びを感じ
・他人を受け入れ
・困難に挑戦して
・新たなものを創造する
そんなクリエイティブな感性を
子どもには持って欲しい。
そこで今回は、
子どもの創造性を育むために
親が取るべき行動をまとめてみました!
1. 本を読み聞かせる
本を読み聞かせることは、
あなたが子供に与えられる
最も簡単で、最も意味のある贈り物です。
あなたの声が生みだすストーリーは
子どもにとって最高の読書体験となります。
そして子どもは、
早い段階から読書に対して
肯定的なイメージを持つようになります。
さまざまなジャンルのニュース
(ニュース記事、絵本、詩や小説)
を読んであげましょう。
子どもは「もっともっと」と
せがむようになりますよ。
また本の読み聞かせは、
子どもの識字能力を伸ばす
ことにも非常に有益です。
毎日、両親から本の
読み聞かせを受けている子どもは、
そうでない子どもよりも
識字能力が高くなることがわかっています。
また読み聞かせは、
子どもとのコミュニケーションの手段
としても優れています。
2. 日記をつけさせる
子どもには、
毎日の発見、疑問、経験などの
自分のストーリーを記録させましょう。
たとえば
・最初に海を見たり、
・裏庭のテントで夜を過ごしたり、
・地下鉄で旅に出たり、
こうした具体的な瞬間を
書き留めさせることが重要です。
アイデアや経験を書くことで、
子どもは自分の生活の中に
小さな喜びを感じるようになります。
そして「経験すること」の
重要さや価値を学んでゆくはずです。
3. 歌を歌う
音楽には、
人の心に豊かな感情をもたらし、
コミュニティを創造する力があります。
ぜひ子どもと一緒に歌ってください。
きっとそれは子どもの人生において
最も楽しい記憶のひとつになるでしょう。
子どもは、
あなたの音楽の才能の有無を気にしません。
下手でも構いません。
一緒に歌うことに意味があるんですよ。
子どもの年齢やレベルに合わせ、
複雑な曲も紹介するようにしましょう。
また、赤ちゃんにとっても
音楽はとても重要なんですよ。
子守歌は、赤ちゃんの
はじめての識字体験となります。
歌や音楽は
凡庸な日常を生き生きと蘇らせる
素晴らしいツールです。
そして、あなたと一緒に歌った曲は、
子どもの世代にも引き継がれていきます。
4. 冒険をさせる
毎週末、子どもと一緒に
何か新しいことを学ぶための
時間を作りましょう。
それは子どもの好奇心を満たし、
学習欲を高めることにも繋がります。
子どもと一緒に
・ダンス
・ボーイスカウト
・ワークショップ
などをして一緒に成長しましょう。
このとき一緒に学んだスキルが、
子どもと世界を結びつける強いきっかけになるでしょう。
5. 家族の目標を定める
家族の目標を定めることは、
子どもが生活の中で、
様々な決断を下すときの基準になります。
目標を定めるときに、
子どもの意見やアイデアを
取り入れることを忘れないでください。
なるべく、子どもの意見が
そのまま生きる形が望ましいです。
あなたは子どもの意見を、
現実的なものに変換すること
だけに注力するようにしましょう。
6. ボランティア活動をする
地元のコミュニティで、
家族でボランティア活動をしましょう。
子どもを地域社会のリーダーになる
ように促すのも良いでしょう。
コミュニティの中で、
役に立つ存在でいることは、
生涯にわたるテーマです。
コミュニティに属することが
私たちの気分を良くしてくれます。
この感覚をあなたの子どもにも教えてあげましょう。
7. 一緒に料理する
料理はすべての家族の心を
結びつける強力な接着剤のようなものです。
料理を共にすることで、
忙しい毎日であっても、
子どもとの会話を楽しむことができます。
あなたはシェフになってください。
子どもはそれをサポートする助手です。
ぜひ一緒に料理をする時間を作ってください。
キッチンで話したり、教えたり、
学んだりする機会を作りましょう。
料理は世代から世代に伝わる
伝統でもあります。
そしてあなたの家族の歴史を
将来に引き継ぐことにも繋がります。
8. トラブルを経験させる
人は小さなことに気を散らして、
貴重な喜びの瞬間を逃してしまいます。
・見知らぬ人を恐れ、
・汚れた家を悲しみ、
・汚れた服に落胆する
という必要はありません。
・泥だらけになることも、
・膝を擦りむくことも、
・ケンカをすることも、
すべてが財産になります。
トラブルは
喜びを際立たせるため
の材料にもなるのです。
これらは一瞬のことですが、
子どもの一生を支える大切な時間になります。
9.いつも子どもを肯定する
子どもは広い世界の中に
自分の居場所を見つけようとしています。
これは簡単なことではなく、
大人にとっても永遠の課題と言えるでしょう。
子どもなりに悩むこともあるはずです。
親は不安な気持ちの子どもを
毎日、肯定することによって、
子どもの旅をナビゲートしてあげましょう。
簡単なはげましの言葉も、
子どもにはとても重要です。
はげましの言葉は、
空に浮かぶ星のように
子どもの人生の指針として機能します。
ぜひ子どもの可能性を、
声に出して肯定してあげましょう。
10. 感謝の気持ちを育む
感謝の気持ちを表現することは、
・良い意味での楽観主義
・他人への思いやり
・将来への希望
という感情を育てるのにとても効果的です。
子どもが家族を愛している
ことを表現できる環境を用意しましょう。
準備はカンタンです。
自宅の壁や冷蔵庫に、
マーカーやペンを設置するだけ。
子どもは心に感謝の気持ちが浮かぶと
気軽にその気持ちを表現するようになるでしょう。
まとめ
親が与えた愛情の量だけ、
子どもは成長していきます。
子どもだからと
軽く扱ってはいけません。
子どもを小さな大人として扱いましょう。
子どもが、自分自身に誇りを感じ、
意味のある存在であることを
自覚できるように接してくださいね。