「つわりがひどくて…どうにかならないかな…。」
とお悩みでしょうか?
・吐き気がひどすぎる…
・においに過剰に敏感になった…
・ほとんど何も食べられない…
つわりの症状って本当につらいですよね。
個人差がありますが、
ひどい人は1日に10回以上、
吐いてしまうことも。
さらに吐いた後、
食事もほとんど喉を通らない
となると身体は弱ってしまいます。
そうなると、
お母さん自身の健康だけでなく、
お腹の子どもも心配ですよね。

確かにつわりは大変です。
でも正しい知識を持てば、
過剰に不安にならなくて済みますよ。
そこで、
・つわりの基礎知識
・ひどいつわりの症状への対処法
などについてまとめてみました!
【すぐわかる!】つわりの基礎知識
まずは、つわりって何?
という基礎的なところからご説明します。
つわリとは、
妊娠初期にみられる
食欲不振や臨吐などの症状
のことです。
漢字だと「悪阻」と書きます。
「つわり」とも読みますし
「おそ」と読むこともあります。
「なんのために、
つわりの症状が起こるのか?」
についてはいろいろな説があるんですが…
基本的には
有害な物質から赤ちゃんを守るため
という事が大きいようです。
症状は個人差が大きく
「ちょっと気分が悪いな」
くらいの人もいますし
「吐き気がひどすぎて辛い…。」
「ほとんど何も食べられない…。」
と症状が重い人もいます。
どういう人が
つわりが重くなりやすいのか?
ということは、まだわかっていません。
ひとつの傾向として
若い妊婦さんのほうが症状が重い
ことが多いそうです。
つわりのピークは
妊娠3か月頃(8~11週頃)です。
その後はだんだんと
症状が軽くなっていきます。
12週頃になると、
だいぶ楽になる人が多いんですよ。

妊娠12週になれば症状が軽くなる
と考えると少し気が楽になりますね。
辛いつわりの症状も
いずれは良くなります。
ですが、症状がひどいと
病院で点滴をしなければならない
こともあるんです。
そこで、
つわりの症状がひどいときの対処法
について見ていきましょう!
【すぐわかる!】つわりの症状がひどいときの5つの対処法
1.食べられるものを食べる
「空腹感」がつわりの症状を
強くすることは多いです。
つらいからと言って
何も食べないていると、
ますます気持ち悪くなってしまう
という悪循環に陥ってしまいます。
なので、
どうにか食べられそうなものを
探してみましょう。
お菓子やジャンクフードでも
何も食べないよりはずっと良いです。
食べられるものを食べるようにしましょう。
少しでも食べて元気が出ると、
症状が良くなることも多いんですよ。
もし少ししか食べられないなら、
・アメやガム
・フルーツ
・スポーツ飲料
などで糖分と水分を補給しましょう。
2.お医者さんに相談する
「ガムやスポーツ飲料も摂れない」
というときは、お医者さんに相談しましょう。
あまりガマンしすぎないで下さい。
脱水がひどく栄養状態も悪いと
赤ちゃんの「ウェルニッケ脳症」のリスクが高まります。
これを防ぐために点滴で
栄養(糖分・ビタミンB1など)や水分を
補給する必要があります。
そこまでひどくなくても
吐き気止めのお薬などを処方してもらえますよ。
3.吐き気を増大させる要因を遠ざける
吐き気そのものを止めるのは難しいです。
ですが、
「吐き気を増大させる要因」
を自分で把握できていることは多いでしょう。
たとえば、
「このにおいを嗅ぐとダメ…」
というときはマスクを着用する。
「空腹になると気持ち悪くなる」
というときはアメを舐める。
など自分なりの工夫をしてみましょう。
4.吐かない工夫をする
何度も吐いていると、
必要な栄養が補給できず
身体はどんどん弱ってしまいます。
そのために、
「食べたものを吐かない」
工夫をしましょう。
● よく噛んで食べる
食べ物は
よく噛んで食べると吐きにくい
ことがわかっています。
若い方は早食いの傾向が強いので
少し意識してみても良いでしょう。
● 水分の少ないものを食べる
一般的に、
水分の多いものは吐きやすく
水分の少ないものは吐きにくい
ということもわかっています。
水分があると食べやすいですが、
その分、吐きやすくなってしまう
ということなんですね。
5.歯みがきをする
つわりの時期は
「歯磨きがつらい」という方も多いでしょう。
ですが、歯を磨かないと、
歯もボロボロになってしまうし
口の中がムカムカして、
ますます気持ち悪くなることも。
なので、簡単でもいいので、
できるだけ歯磨きをするようにして下さい。
どうしても難しい場合は
液体歯磨きを利用するのも良いでしょう。
【まとめ】食べられるものを食べよう!症状がひどいときは病院へ!
つわりは本当に辛いものですが、
3か月を過ぎれば、だいぶ楽になります。
「しばらくすれば辛いのも終わる」
と考えて、どうにか乗り切りましょう。
知人の話ですが、
つわりでグッタリしていたら、
「つわりは病気じゃないでしょ」
「気持ちの問題だろ」
と周りの人から怠けもの扱いを
されてしまったそうです。
つわりは気の持ちようで
何とかなるようなものではありません。
このような心無い言葉には
耳を貸す必要はありませんよ。
症状がひどいときは
しっかり休むことが大切です。
がんばり過ぎに注意しましょうね♪
でも自分ではどうにもできなくて…。