「子どもがすぐ文句を言う…」
・なんでガマンできないのかしら…
・ちょっと歩くとすぐ「疲れた」という…
子どもは思ったことを何でも口にしますよね。
少し歩けば「疲れた」
夏に外を歩けば「暑い」
などなど…。
「いちいち対応してられない!」とイライラしてしまうこともあると思います。
そこで今回は、子どもがすぐ文句を言うときの対処法についてまとめてみました。
なぜ、子どもはすぐ文句を言うの?
子どもは思ったことを何でもすぐ口にしますよね。
毎日それを聞いていると「文句が多いな~」と、ため息をついてしまう…
なんてこともあると思います。
でも、ちょっと待ってください。
実はそれは文句ではないんです!
文句ではなく「感想」を言っている
文句を言ってるように聞こえますが、
子どもはその時、感じたことを感想として言ってるだけなんです。
例えば大人でも、熱い物を触ってしまったら「熱い!」と言いますよね。
足の指を机の角にぶつけたら「痛い!」と言うと思います。
文句だと思っていた子どもの声も実はそれと同じなんです。
子どもは、
・暑かったら「暑い」
・寒いなと思ったら「寒い」
・知らないものを見たら「これ何?」
と感想を言ってるだけなんですね。
「寒いから外に行きたくない」という風に言えば文句かもしれません。
でも、そうではないですよね。
子どもはただ正直に思ったことを言ってるだけなんです。
そうは言っても、いちいち対応するのは大変!
・感想を言っているだけ
・文句ではない
とは言っても、子どもの相手はしないといけないので、やっぱり大変ですよね。
そこで、次に感想の多い子どもに対応するときの3つのコツをご紹介します♪
【すぐわかる!】感想の多い子どもに対応するときの3つのコツ
1.否定しない
先ほどご説明したように、子どもが「暑い」「寒い」といちいち言うのは、文句ではなく感想を言っているだけなんです。
感想を言っただけなのに
「我慢しなさい!」
「文句言わないの!」
と頭ごなしに否定されては、子どもは傷ついてしまいます。
そうしたことが続くと、何を言っても怒られると思って次第に何も話さなくなってしまうでしょう。
ですので、こういうときは、次のような方法を試してみてくださいね♪
2.子どもの声を認める
子どもが「暑い」と言ったら「本当に暑いね」という風に子どもの意見を認めてあげましょう。
子どもはその一言で自分が受け入れられたという風に感じます。
自分が認められると、子どもは自分に自信を持つようになってきます。
子供が「寒い」と言ったとき
「寒くないよ!」
「なんで手袋しなかったの!」
と言わずに
「そうだね。今日は本当に寒いね」
と受けとめてあげることが大切です。
3.子どもを励ます
たとえば子どもが歩いていて「疲れた」と言ったとします。
その時に「ガマンしなさい!」ではなく「そうだね」と受け入れてみましょう。
さらに「もうちょっとだから頑張ろうね」という風に励ますと効果バツグンです。
子供は受け入れてもらえたうえに、励ましてもらえて元気が出てきます。
ちょっとした言い方の工夫で、子どもの受け取り方はこんなにも変わるものなんですよ♪
【まとめ】子どもは文句ではなく感想を言っている
まとめると、子どもがすぐ不満を言う!という問題については、
子どもは文句ではなく感想を言っているだけ
ということを前提にして
1.否定しない
2.子どもの声を認める
3.子どもを励ます
この3点に気をつけて対処していきましょう。
大人でもすぐに否定されてしまうと、やる気がなくなってしまいますよね。
子供もそれと全く同じです。
ちょっとした言い方で、やる気が出たり、なくなったりするわけですから不思議ですよね。
ご両親も毎日、忙しいとは思いますが、子どもも毎日一生懸命生きています。
ですので、広い心で子供の声を受け止めてあげましょう。
以下の記事もお読み頂くと、さらに上手に対応できるようになると思います。よろしければどうぞ♪