【危険?】赤ちゃんのインフルエンザ予防接種って受けた方が良いの?

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「赤ちゃんのインフルエンザの予防接種って
ホントに受けた方が良いのかしら?」

 

と疑問に思うお母さんも多いのではないでしょうか。
 

・こんな小さい子に打っても大丈夫かしら?
・なにかの本で「効果はない」って読んだけど…
・いろんな意見があるからわからない…

 
赤ちゃんのインフルエンザの予防接種には
今でも賛否両論の意見があります。
 

さまざまな意見があり、
どれもそれなりの説得力があるので
「どれが正しいかわからない!」
と迷ってしまう方もいるかもしれません。
 

う~ん。で、実際のところどうなんですか?
 
はい、ご安心ください。
 
今回は「赤ちゃんのインフルエンザの予防接種って受けた方がいい?」
という疑問について解説しますね。
 

インフルエンザの予防接種って効果はあるの?

結論から言うと、
近年に行われた、いくつかの研究では、
「インフルエンザワクチンには効果がある」
という結果が報告されています。
 

研究結果の内容としては
 
「子どもにインフルエンザワクチンを打つと
その家族もインフルエンザにかかりにくい」

 

「インフルエンザワクチンを
打ったグループと、打たなかったグループでは
インフルエンザ罹患率に有意な差がある」

 

といったものです。
 

またアメリカでは、2004年から
6~24か月の子どもに対して
「インフルエンザを定期接種しましょう」
というルールができています。
 

つまりアメリカでは
国の決まりとして
インフルエンザの予防接種を
すすめている
わけですね。
 

また日本でも、
日本小児科学会が
インフルエンザワクチンの使用を
すすめる
見解を出しています。
 

こうした結果からも
インフルエンザの予防接種には
一定の効果がある

と言ってよいと思います。
 

【危険!】子どものインフルエンザは重症化しやすい

小さい子どもは
インフルエンザにかかると
重症化する確率が高い、とされています。
 

まれにインフルエンザ脳症という
重い症状になることも。
 

インフルエンザ脳症とは
1~3歳までの子どもで発症しやすい
急性の脳障害です。
 

この症状になると
死亡率、後遺症が残る確率が高い
とされています。
 

このことからもインフルエンザの予防接種は
受けた方が良いと言えるでしょう。
 

【まとめ】予防接種は受けたほうが良い!

まとめると、赤ちゃんのインフルエンザの予防接種って受けた方がいい?
という疑問については
 
極力、受けたほうが良いと言えるでしょう。
 

その理由として

・近年の研究では、効果があると報告されている
・アメリカでは国の決まりである
・日本の学界でもすすめている
・もし罹患した場合、重症化する危険がある

ということが挙げられます。
 

さまざまな意見がありますが
近年の研究では「効果あり」
とされています。
 

大切な赤ちゃんの健康のためにも
ぜひ予防接種は受けた方が良いでしょう。

 
もしインフルエンザにかかってしまった場合は
こちらの記事をお読み頂ければ、と思います。

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【すぐわかる!】赤ちゃんがインフルエンザにかかったときの3つの対処法

2017年10月23日