【子どもが不登校に】いじめが原因?どのように対応すれば良いの?

hutoukou

「自分の子どもが不登校になってしまった…」
 

子どもの不登校、とてもつらいですよね。
 

ご両親としては、

「どう声をかければ良いか?」
「心の傷は大丈夫かな…」

と不安な気持ちになってしまうと思います。
 

そこで今回は、不登校になった子どもへの接し方についてまとめてみました。
 

子どもが不登校になる理由は何?

子どもの不登校は、本当に深刻な問題なんです。
 

ときには、それが
・腹痛
・頭痛
・嘔吐

など「体の反応」として現れることもあります。
 

そうなると、親御さんはますます心配してしまうでしょう。
 

いじめが原因かもと思うと…

なるべく早く復帰して欲しいけど「イジメなどがあるのかな…」と思うと、あまり急かすのもどうか…。
 

このように悩まれているご両親は、多いと思います。
 

もしかして、なまけてるだけ?

「学校行くの面倒くさい…」
という「なまけ心」からの不登校の可能性もあります。
 

ですが「学校に行ってたときは特に問題がなかった」という子どもの場合は「なまけたくて学校に行きたくない」という可能性は低いでしょう。
 

【すぐわかる!】不登校の子どもへの具体的な対処法

いじめが原因と思われるとき

お子さんが学校でいじめを受けている場合、お子さんが不登校になるのは自然なことです。
 

対処法としては、

・無理に登校させようとしない
・お子さん、担任の先生とよく話し合う

この2点をゆっくり丁寧に行うことが重要です。
 

決して焦ってはいけません。
子どもは敏感に雰囲気を察知します。
 

とにかく子どもに余計な不安を与えないことが重要なんです。
 

2.はっきり理由がわからないとき

子どもに聞いてみても、不登校の原因がはっきりしない、ということは多いです。

・本人も理由を自覚していない
・うまく説明できない
・親や先生に話したくない

などが原因のようです。
 

だからと言って、
「理由がないなら行きなさい」
「なまけているだけじゃないの?」

 とは絶対に言わないようにしてください。
 

ときには「自分がいじめられている」ということを話したくない、という場合もあります
 

そんなときは
私はあなたを応援している」
「いつも見守っている」

という姿勢を明確に示しましょう。
 

根気よく続けていると、子どもも本心を打ち明けやすくなりますよ。
 

原因は「人間関係」にあることが多い

不登校の原因の多くは「人間関係のつらさ」が多いようです。

・他の子どもに気を遣いすぎる
・クラスに白分の居場所がない
・目の前で誰かがケン力をしているのがツライ

など、本当に様々なケースがあります。
 

学習面での悩みも多い…

・宿題が上手くできない!提出したくない!
・自分だけ授業の内容についていけない

などの「学習面でのストレス」も不登校の理由になります。
 

その他の理由は…

・クラス内の雰囲気が苦手
・体育で他人と体が触れるのがツライ
・給食を全部、食べるように強要されるのが嫌

という問題もあるようです。
 

あとは、
・みんなに見られている気がする
・悪口を言われている気がする

など、感覚が過敏になっていることが理由の場合もあります。


こうして見ると、
本当にいろいろな理由がありますよね。

ここで大事なのは
大人から見るとささいなことでも、子どもにとっては一大事だということ。

「不登校をしている」というのは、子どもからのメッセージです。

しっかり受けとめてあげましょう。

★具体的なサポートの仕方

まずは「不登校」の事実を責めず、現状を受け入れることです。

次に、子どもの体の疲れを取るため
「しばらく学校は休んでいいよ」という旨を伝えましょう。

ただしご両親は、子どもがお休みしている間も、担任の先生とよく連絡を取るようにしてください。

学校を休んでいる間は、生活のリズムが崩れがちになります。

昼夜逆転の生活は、心にも体にも良くありません。

朝は決まった時間に、起きるようにさせましょう。

またゲームやテレビを、
ダラダラと続けてしまうのにも要注意。

時間などを決めて、生活のリズムが崩れないように注意しましょう。

あとは
「家にいるなら、お家の手伝いをしてね」と言うのも控えてください。

この期間は、
あくまで「子どもを休ませる」ことが目的。

しばらくはゆっくりさせてあげましょう。

★休養期間が終わったら…
よく子どもを休ませて、少し元気を取り戻しているようなら「学校に戻れそう?」と聞いてみましょう。

無理そうな場合は、
・保健室(別室)登校
・転校
なども検討して良いと思います。

「家族以外の人と付き合う」
のは将来の生活を考えると、とても重要なこと。

「理不尽なことに、自分なりに折り合いをつける」

こうした能力は、
家族以外の対人関係の中で学んでいくものです。

急かす必要はありません。

ですが「対人関係」から学べることはたくさんある、ということは伝えておくようにしましょう。

まとめ
実際は、上に書いた例に当てはまらないことも多いでしょう。

ただ全てに共通しているのは「子どもを理解し受け止める」ということ。

しばらく学校を休むことなんて、人生というスパンで見たら、ほんの一瞬です。

子どもの不登校に狼狽する必要はありません。

大きな心で「大丈夫だよ」と受けとめてあげましょう♪