「赤ちゃんのでべそ、ちゃんと治るかしら…」
・膨らんで、割れちゃいそう…
・泣くとピンポン玉みたいに膨らむ
赤ちゃんのでべそ、心配ですよね。
「おへそが3センチ以上飛び出ている」
「りきむとゴルフボールくらい膨らむ」
というビックリしてしまうようなケースもあるんです!
そんなおへそを見たら「破裂しちゃうんじゃないの?」と不安になりますよね。
そこで今回は、
赤ちゃんの「でべそ」の原因と対処法についてまとめてみました♪
【すぐわかる!】赤ちゃんの「でべそ」の原因って何?
原因は「お腹の筋肉が弱い」から
まず「でべそ」の原因から見ていきましょう。
赤ちゃんのお腹には臍輪(さいりん)という穴があいてます。
普通はへその緒を切ると、お腹の筋肉の力で、臍輪は閉じていくんですね。
ところが、筋肉が弱いと、臍輪を閉じきれないことがあるんです。
この閉じきれなかった臍輪から腸が飛び出てしまっている状態が「でべそ」なんですね。
つまり「でべそ」の原因は、お腹の筋肉が弱いためということになります。
「でべそ」は「臍ヘルニア」とも呼ばれることもあります。
ヘその緒の切り方は関係ない
「ヘその緒の切り方が悪かったから、でべそになってしまった」
という説をよく聞くかもしれません。
ですが、これは関係ないんです。
「でべそ」は危険?
腸が飛び出ている、と聞くとちょっと怖いですよね。
でも、そんなに心配する必要はないんですよ。
まず知っておきたいのは「でべそ」が破裂することはないということ。
また、赤ちゃんが泣くとおへそが大きく膨らむことがあります。
これについても、一時的なものなので問題ありません。
どちらも、お腹の筋肉が発育してくる1歳頃までには自然に治ることがほとんどなんですよ。
病院に行った方が良いの?
基本的には、特別な治療はしないで様子をみるということで問題ありません。
ですが、もしも
・1~2歳を過ぎてもおヘそが出ている
・おへそは引っ込んだけど皮膚のたるみが残っている
このような場合は、小児外科で手術をすることもあります。
ただ基本的には「でべそ」は自然治癒するものというのが一般的な方針です。
お医者さんとよく相談して、手術をするかを決めることになるでしょう。
自分でできることはあるの?テープや綿球は必要?
「なにか自分でできることはあるの?」と思う方もいると思います。
ですが、でべそは成長とともに治っていくので、積極的に治そうとしなくても問題ありません。
ただ、もし月齢が小さいうちなら綿球で押してあげる方法もあります。
綿球はネットショップ、ドラッグストアなどで売っています。
おへそよりも少し小さいサイズを選んで、おヘその上に乗せて見えなくなる程度に押し込みます。
そして上からかぶれにくいテープで圧迫するように貼ってください。
エアウォールというテープがかぶれにくいのでオススメです。
必ず入浴後には新しい綿球とテープに替えましょう。
早いと、1週間程度で治ることもありますよ。
【まとめ】赤ちゃんの「でべそ」はそんなに心配しないで大丈夫!
赤ちゃんの「でべそ」は自然に治っていく場合がほとんどです。
手術が必要になることは、まれなので、お母さんはあまり心配しないで大丈夫ですよ♪
「でべそ」は10人に1人の割合で見られるごく一般的な症状です。
命に関わるような、大きなトラブルになることはありません。
なので、そんなに不安に思わなくても大丈夫ですよ♪
でべそ以外の「赤ちゃんのおへその疑問」については、以下の記事にまとめてあります。
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