「赤ちゃんが頭をぶつけちゃったときって
どうすれば良いの…?」
という風に悩んでしまうお母さんは多いようです。
・骨が折れてないかしら…
・たんこぶができてるけど大丈夫かな…
・さっき吐いたのは、頭をぶつけた影響かしら…
頭をぶつけたとき、すごい音がすると
「本当に大丈夫かしら?」
「レントゲンを撮ってもらったほうが良いかな?」
と心配になってしまいます。

はい、ご安心下さい。
今回は「赤ちゃんが頭をぶつけたとき」の適切な対処法をご紹介しますね。
赤ちゃんが頭をぶつけてしまった!
ご両親がどんなに気をつけても
赤ちゃんが頭をぶつけてしまうことってありますよね。
でも基本的には、赤ちゃんが頭をぶつけたとき
骨や脳に損傷を受けるような重症のことは少ないんですよ。
ほとんどはごく軽症なことが多いです。
ですので、必ずしもレントゲンやCTを撮る必要はないんですよ。
赤ちゃんに、不要な放射線を浴びさせるのは、
あまり良くないですしね。
これから赤ちゃんが頭をぶつけてしまったときに
確認したほうがよい5項目を紹介します。
この方法で確認して問題なければ
それほど心配しなくても大丈夫でしょう♪
赤ちゃんが頭をぶつけてしまったときに確認すべき5つのこと
1.傷や出血はないか?
まずは、たんこぶ、出血がないかを確認しましょう。
少しこぶができた程度なら問題ありません。
2.意識はしっかりしているか?
子どもに話しかけてみましょう。
普通に受け答えができれば問題ありません。
まだお話ができないうちは、
・目が合うか
・声をかけたときに反応するか
ということを確認しましょう。
3.何度も吐いていないか?
まず吐いたらすぐに危険だ!と判断しなくても大丈夫です。
1、2回吐いた程度なら、ほぼ心配ありません。
たいしたことがなくても吐くことはあります。
頭をぶつけて吐いた後、
大泣きして眠ってしまうということは多いようです。
4.けいれん していないか?
赤ちゃんがけいれんしていると
・呼吸が浅くなる
・呼吸が止まる
・顔色が悪くなる
というように明らかにいつもと違う
様子を示します。
こうした場合は病院で診てもらうようにしましょう。
5.いつもと違うことはないか?
いつも赤ちゃんのことを見ているご家族が
「なんか変かも…?」と違和感を感じたら、
お医者さんに看てもらいましょう。
勘というのはとても重要です。
どこに違和感を感じたかを、できる限り詳しく
病院の先生に伝えるようにしてください。
確認した後はどうする?
上記の5つの確認をして、
問題ないと判断した場合
その後48時間以内に何も起こらなければ危険性は低い
と判断して大丈夫でしょう。
頭を打って重篤な状態に
陥る危険性が高いのは、
頭を打ってから6~24時間以内のことが
多いと言われています。
頭をぶつけないようする予防策
赤ちゃんの成長の速さは、親の想像を軽く超えます。
「そんなに動けたの?」と思うこともしばしば。
特に注意すべき時期として
・歩き始めた頃は、特に不安定でよく転ぶ
・少し大きくなる頃は、頭の比重が大人に比べて大きいため、
頭から落ちる危険が高い
ということを頭に入れておきましょう。
また事前になるべく頭をぶつけないように
予防することも重要です。
・ソファーやイスの上など、落ちる危険があるところに寝かせない
・ベビーベッドやベビーカーなどは、柵や安全ベルトをする
・室内にコルクやスポンジ製のカーペットを敷く
・コンセントや家具の角にカバーをする
などの対策をすると安心ですね♪
【まとめ】あまり心配しすぎる必要はない
まとめると、赤ちゃんが頭をぶつけてしまったときは
どうすればいいのか?という問題については、
1.傷や出血はないか?
2.意識はしっかりしているか?
3.何度も吐いていないか?
4.けいれん していないか?
5.いつもと違うことはないか?
まず上の5つの項目を確認します。
問題があれば病院で看てもらいましょう。
大丈夫だと判断した場合は、
その後48時間以内に何も起きなければ
ほぼ問題はありません。
そして事前に頭をぶつけないように
予防することも大事です。
落ちる危険のあるところに寝かせない、
家具の角の部分をカバーで保護する、
などの対策をしましょう。
少し頭をぶつけた程度では
大事に至らないことがほとんどです。
あまりご両親がうろたえると
不安が赤ちゃんに伝わってしまいます。
心配しすぎず、どんと構えているくらいが
ちょうど良いんですよ♪